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今訪れるべき「山形」の魅力

旅行

東北地方の日本海側にある「山形県」。山形県に行ったことがない人はたくさんいると思います。旅行をする際にも山形ではなく他の人気スポットに行こうと考える人も多いと思いますが、じつは 山形には素晴らしいスポットがたくさんあります。今回はその中でも私が気に入っている3つを紹介します。ぜひ山形旅行の参考にしてみてください。

おすすめ①:1015段の階段を登った先にある感動!「立石寺」
 「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」これは松尾芭蕉が詠んだ有名な句です。この句は「立石寺(りっしゃくじ)(通称「山寺(やまでら)」)」が舞台となっています。立石寺は、千年以上続く由緒あるお寺で、昔から悪縁切りのお寺としても信仰を集めているそうです。切り立った山の斜面にお堂があるため山寺とも呼ばれており、テレビ等にもよく取り上げられるので、ご覧になったことがある方も多いかもしれません。
 大仏殿のある奥の院まではなんと1,015段も石段を上る必要があります。石段は「一段一段登ることで煩悩をなくすことができる」と言われています。石階段を上りきった頂上では冒頭の松尾芭蕉が思わず句を詠んでしまうような、感動的な絶景を味わうことができます。 1,015段の階段を登った先に見える景色は、登り切った疲労感が感動に上乗せされ、まさに絶景です。(体力に自信のない方は休みながら無理せずゆっくり登ってください。)
 立石寺は1,015段の階段を登る過程にも見どころがたくさんあります。その大きさに圧倒される巨大な岩の「弥陀堂」やケヤキ造りの見事な「仁王門」など、他にも見どころ満載です。登り終えた後には、山形名物のこんにゃくで舌鼓を打つのも良いかもしれません。 また、季節によっても景観が変化します。夏は緑がとても美しく、冬は雪化粧の季節で心を奪われるほど美しいです。(冬場は足場が凍る等ありますので、十分な装備で用心して登る必要があります)ぜひ、山形を訪れた際は立石寺に行ってみてください。

おすすめ②:東北地方最古の塔「羽黒山五重塔」
 山形県鶴岡市にある日本有数のパワースポット「出羽三山」。出羽三山とは、「羽黒山」「月山」「湯殿山」の総称で、この地方はかつて「出羽国(でわのくに)」と呼ばれていたことから、「出羽三山」と名付けられたそうです。この出羽三山にはそれぞれ山頂に神社があり、そのうちの羽黒山の山頂に向かう途中に「羽黒山五重塔」はあります。
 この五重塔は高さ29mで平安時代に平将門が創設し、約600年前に再建されたと言われています。この五重塔の美しい佇まいは四季折々の自然ともマッチします。春や夏の緑の中で凛と立つ厳かな風格や、冬の雪の中の神秘的な美しさ、山形県の建造物では唯一の国宝に指定されている歴史と美しさを感じることができます。
 山形を訪れた際にはぜひ「羽黒山五重塔」へ行ってみてください。ちなみに羽黒山の山頂へ行くには石段を2446段上る必要があります。登る場合は動きやすい格好で行くことをお勧めします。(五重塔は参道の入口に近い場所にあるのでご安心ください)

おすすめ③:大正時代へタイムスリップ「銀山温泉」
 テレビや雑誌でもたくさん取り上げられているのでご存じの方も多いであろう「銀山温泉」。山形県の最北東、尾花沢市にあるこの温泉が人気の理由は「ノスタルジックな街並み」です。
 銀山川を中心に、両側に木造旅館が並ぶ街並み、今ではあまり見ることのないガス灯が町を照らす光景はまさに大正~昭和の時代へタイムスリップしたような雰囲気を味わうことができます。特におすすめなのは冬の夜です。温泉街やガス灯の灯りが、雪化粧の温泉街を照らす風景は、凍える寒さを忘れて見とれてしまいます。普段写真を撮らない人でもこの風景を見たら無意識に写真を撮ってしまうことでしょう。それほど見とれてしまう冬の絶景です。

 私がお勧めしたい山形の魅力いかがでしたでしょうか。本当はもっともっと紹介したいところがあります。今後も時間を見つけていろいろ紹介していきます。

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Posted by libertas