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2022年プロ野球ペナント予想に向けて 新外国人パリーグ編

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2022年ペナント予想に向けて、12球団の新外国人の補強状況を見ていく企画。今回はパリーグ編。

昨年外国人選手の活躍が特に目立ったのは、千葉ロッテマリーンズ。レアード29本塁打、マーティン27本塁打と長打力が課題のチームに見事フィットしていた。この二人がいなくなると一気に打線に迫力がなくなり、結局最後までマーティンのケガでの離脱が優勝逃した要因だったように思える。

最下位だった西武は、今年も先発として期待されていたニールが、1勝6敗で防御率5.85。打者もスパンジェンバーグが打率.232、7本塁打と昨年よりも成績を落としてしまい、チーム順位に直結してしまった。パリーグは、外国人助っ人がペナントレースの行方を大きく左右するくらい戦力が拮抗しているため、要注目だ。

オリックス・バファローズ

・投手
☆ジェシー・ビドル(30)投手 左左 196センチの大型左腕でリリーフ投手。2018年の成績がピークで、それ以降はメジャーで活躍できなかった。ただ昨年3Aは29試合に登板し、防御率2.67と結果を残しているため、日本でも活躍できる可能性はありそうだ。
☆ジェイコブ・ワゲスパック(28)投手 右右 おそらく先発としての採用。今季3Aでは24試合登板で、その内先発は10試合。成績は7勝2敗、防御率2・86で悪くない。オリックスは先発にタレントが多いため、4~5番手で運用し、上手くいかなければ中継ぎ転向もあるかもしれないが、個人的に今年期待できそうな選手だと思っている。

・野手
☆ブレイビック・バレラ(29)内野手 右両
長打力はないが、本職の二塁の他、三塁、遊撃、外野を守れるユーティリティープレーヤー。3Aでの成績を見ると、180打席19三振と三振が少ないところは評価できそう。盗塁もある程度記録しているものの、成功率は高くないため足で稼ぐ選手ではなさそうだ。実績としては、器用貧乏で終わる可能性もあるが、三振の少なさを生かせるか。

千葉ロッテマリーンズ

・投手
☆タイロン・ゲレーロ(30)投手
MAX167キロ!平均約159キロで、投球がほぼ直球の救護投手。典型的なノーコンピッチャーでメジャー通算の与四死球率6.5。そりゃこの球速があって、制球も良ければ日本に来ないよね。スケールの大きい国吉がもう一人来たということで、ロッテファンの心拍数は今年も上がり続けるだろう。

東北楽天ゴールデンイーグルス

・野手
☆クリス・ギッテンス(27)内野手 右右 3Aの45試合で14本塁打のパワー型。メジャーでは成績を残せなかったが、右の強打者が欲しいチーム事情にフィットした補強となった。
☆ホセ・マルモレホス(28)内野手 左左
今季3Aで83試合、打率.338、出塁率.439、長打率.672、OPS1.111のMVP。メジャーでは活躍できず、日本に来ることとなったが、今年の野手では一番勢いのある選手ではないだろうか。守備は一塁と外野が守れるとの評価だが、期待はできなさそうなので、DH運用もありえそうだ。

福岡ソフトバンクホークス

・投手
☆タイラー・チャトウッド(32=前ジャイアンツ)投手 右右
MLB 52勝と実績充分の投手。変化球主体のピッチングで、先発救護どちらも経験豊富だが、先発運用されるようだ。マルティネスの後釜として期待される。
☆コリン・レイ投手(31)
家庭の事情で8月に退団したが、まさかの再入団。退団までに先発として、3勝1敗、防御率2・03の成績を残しており、大きな補強となった。

・野手
☆フレディ・ガルビス内野手(32)右両
メジャー通算通算1102試合出場、109本塁打のスイッチヒッター。本職は遊撃手だが、内野の全ポジションをこなすユーティリティープレイヤー。今期メジャーのFA市場は遊撃手の大豊作年で、カルロス・コレアの移籍が決まるまでは、市場の動きが鈍いことが予想されたため、まだメジャーでの契約の可能性が充分あったガルビスの、今回の移籍に繋がったのかもしれない。守備は全盛期を確実に過ぎているものの、日本でも問題なくショートを守れる実力がある。打撃はやや不安で、特に選球眼に難があり、三振が多いことから苦労する可能性はありそうだ。個人的には、守備練習を含めて現地で見てみたいと思える選手で楽しみにしている。

北海道日本ハムファイターズ

・投手
☆ジョン・ガント(29)投手 右右
メジャー通算24勝の右腕。今季もカージナルスで14先発しており、ツインズ移籍後も7先発しており、先発ローテーションを期待される。
☆コディ・ポンセ(27)投手 右右 先発・リリーフ兼用タイプで、メジャーでは目立った成績は残せていない。カットボール主体の投手で、新庄BIGBOSSからは、「クローザーっていうイメージはそんなに湧かない」と言われていることから、先発起用が濃厚か。

・野手
☆アリスメンディ・アルカンタラ(30)内野手 右両
今季は3Aで打率.280、17本塁打52打点。メジャーでは通算167試合に出場し11本塁打39打点。背番号は6で、中田翔の後継者として期待されているのかもしれない。
☆レナート・ヌニエス(27)内野手 右右
2019年にオリオールズで31本塁打90打点を記録。ただ、今季はタイガースで打率.189、4本塁打で自由契約となっていた。日本ハムは、昨季チーム本塁打78と致命的に少なく、その穴埋めが期待される。まだ27歳と若く、活躍によっては新球場のころは彼が打線の中心にいたりするかもしれない。

埼玉西武ライオンズ

・投手
☆バーチ・スミス(31)投手 右右
渡辺GMから先発起用が明言されており、活躍が期待される。三振率が高いが、四死球はそこまで多くない。ドラフトで理想の指名が出来ているため、この選手と下記紹介のエンス投手が先発ローテーションで活躍できるかが、西武がAクラス復帰できるかキーポイントになりそうだ。
☆ディートリック・エンス(30)投手 左左
今季レイズ2勝、防御率2.82の成績。MAX156キロでカーブ、カットボール、チェンジアップなど変化球も多彩。昨季悩まられた左腕不足解消となるか。
☆ボー・タカハシ(24)投手 右右
今期は韓国でプレー。日系3世。中継ぎ起用の方針だが、昨季成績はよくなく期待薄か。

・野手
☆ジャンセン・ウィティ(31)内野手 右右
今季3Aで打率.299、19本塁打70打点の成績を納めた中距離打者。守備は遊撃以外の内野と、外野を守るユーティリティープレイヤー。
☆ブライアン・オグレディ(29)外野手  今季パドレスで、32試合、打率.157、2本塁打の成績。3A通算228試合に出場し、51本塁打を記録していることから、ある程度パワーも期待できそうだ。守備もユーティリティーで、評価もまずまずといったところ。西武はタイプの近い2選手の獲得で、山賊打線の復活を狙っている。

【総評】 オリックス、楽天、ソフトバンク、日ハム、西武は、ほぼ補強を完了しているように見える。実績ある選手も多く獲得しており、どの球団も積極的に動いていると言っていいだろう。唯一補強が遅れて見えるのがロッテで、特に投手は先発もリリーフも枚数が足りていない印象で、ゲレーロも計算できるかタイプではなさそうなため、優勝を目指すなら、あと2人は獲得を狙いたいところだ。

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Posted by libertas