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今訪れるべき「京都」の寺院(その2)

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「京都」と聞くと、神社やお寺を思いつく人が多いと思います。私もその一人です。京都の寺院は国内だけでなく海外からも絶大な人気を誇り、一生に一度は訪れたい魅力的な寺院がたくさんあります。今回は前回の続きです。大人気の京都の寺院の中から、前回とは別の私がお勧めしたい2つをご紹介します。

おすすめ③:金色に輝く「金閣寺」
 京都といえば清水寺とこの「金閣寺」を真っ先に思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。実は金閣寺は正式な名称ではなく、正式名称は「鹿苑寺(鹿苑寺)」と言います。足利3代目将軍の足利義満が建てたこのお寺は、世界遺産にも登録されており、今や世界的にも有名です。
 金閣寺が美しく見える要因は、その金色に輝く建物だけでなく、周りにある池がより美しさを際立てます。池の名称は「鏡湖池」と呼ばれ、鏡湖池に映っている金閣寺のことを「逆さ金閣」と呼び、とても風流で美しいです。また「見返り金閣」と言って、丘の上から見る金閣寺も格別です。
 金閣寺は季節や天候により違った顔を見せてくれます。私が特におすすめなのは、冬の季節に雪化粧をした金閣寺です。この雪化粧をした金閣寺は幻想的で、見る者の目を奪い、一生忘れないような美しさがあります。紅葉の時期も見事ですが、ぜひ冬の時期をお勧めします。
 ちなみに、金閣寺の代表的なスポットは金色に輝く金閣(舎利殿)ですが、金箔で覆われているのは二層目と三層目となっています。三層の内部から屋根の鳳凰までが金箔と豪華な造りで、金閣寺を建てたときには隠居していた足利義満が、隠居してもなお権力があることを誇示するために豪華にしたとの説があります。
 金閣寺には他にも「龍門の滝」や「夕佳亭」と呼ばれる茶室、重厚な雰囲気の「不動明王」など見どころ満載です。ぜひ京都に行った際には金閣寺を訪れてみてください。(特に冬の季節をおすすめします)

おすすめ②:1,000体の千手観音の圧倒的迫力!「三十三間堂」

 「三十三間堂」。正式名称は「蓮華王院」といい、1164年に平清盛の寄進により、後白河上皇の法住寺殿内に離宮として建てられました。1249年に火災により当時の建物は燃えてしまったそうです。(現在の建物は1266年に建てられたもの)創建当時の外装は朱塗り、建物の内部は花や雲文様などが極彩色で彩られ、豪奢な作りだったと伝えられています。
 三十三間堂の名前の由来は、人々を救済するために観音様が“三十三の姿に変身する”ため、三十三間堂と言われたとか、本堂に“三十三の柱”があるということから三十三間堂と名付けられたとか言われているそうです。
 三十三間堂の見どころは何といっても1000体の観音像です。堂内には、中尊の千手観音坐像(国宝)を中心に、左右10列で格段に50体ずつ計1,000体の千手観音像が配置されています。1,000体が並ぶその景色は見る者の時間を奪うほどまさに圧巻です。(2018年に国宝に指定されたそうです)
 千手観音像は一体一体が11の顔と40の手 を持っている、なんとも巧緻な作りになっています。一体一体表情が違い、自分に似た像や知り合いに似た像が必ずあると言われていますので、訪れた際は探してみて楽しむことも良いかもしれません。
 その他にも、国宝の「雷神・風神像」や千手観音の使いの者とされる「二十八部衆」があり、「雷神・風神」「二十八部衆」を合わせた30体の像が1,000体の千手観音像の前に立ち並ぶ姿や、日本一長いと言われる長さ120mの木造建築など見どころ満載です。ぜひ京都に行った際にはその圧巻の風景に目を奪われてみてください。

私がお勧めしたい「今訪れるべき京都の寺院(その2)」いかがでしたでしょうか。本当はもっともっと紹介したいところがあります。温泉だけでなくグルメや自然の絶景スポットもたくさん紹介したいです。今後も時間を見つけていろいろ紹介していきます。

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Posted by libertas