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プロ野球ペナント予想~2021年度振り返り~

スポーツ

毎年仲間内で行っているプロ野球ペナントレース予想。セパ12球団の内、何チーム的中できるかで競い始めて早11年。これでもかというくらい精度が低いまま成長せず、11年で7回も最下位で罰ゲーム対象となっているため、自分への戒めの意味と来年への反省の意味を込めて今年のペナントを振り返っていこうと思う。

2021年事前予想

まずは自身の事前予想から振り返ってみる。

【セントラルリーグ】
1位 読売ジャイアンツ(巨人)
2位 広島東洋カープ(広島)
3位 阪神タイガース(阪神)
4位 横浜DeNAベイスターズ(横浜)
5位 中日ドラゴンズ(中日)
6位 東京ヤクルトスワローズ(ヤクルト)

【パシフィックリーグ】
1位 福岡ソフトバンクホークス(ソフトバンク)
2位 東北楽天ゴールデンイーグルス(楽天)
3位 埼玉西武ライオンズ(西武)
4位 オリックス・バファローズ(オリックス)
5位 千葉ロッテマリーンズ(ロッテ)
6位 北海道日本ハムファイターズ(日ハム)

予想する上で第一に考えたのが、コロナ特別ルールだ。ペナントレースに影響を与えるだろうと考えたのは以下の5点。
・交流戦の開催(各カード3試合)
・延長戦なし(9回まで)
・外国人選手の入国制限による合流の遅れ
・外国人枠5人の運用変更
・オリンピック期間中のリーグ中断

特に影響があると考えたのが、「延長戦なし(9回まで)」、「外国人選手の入国制限による合流の遅れ」、「外国人枠5人の運用変更」だった。

延長戦なし(9回まで)
2020年はコロナの影響で延長が12回から10回までに変更になり、引き分けの試合が増えた。それが2021年は9回までとなり、後ろが限定されることで勝ちパターンの中継ぎの安定性・つぎ込み方が勝敗に大きく関わると予想した。

外国人選手の入国制限による合流の遅れ
日本もコロナで様々な影響が出ていたが、とりわけ外国人選手の入国制限は影響するだろうと考えた。元々日本のペナントレースは、外国人選手の活躍が結果に大きく影響すると考えており、戦力になるかならないかは雲泥の差がある。ましてや入国すらできていないとなると話は変わってくる。入国後に合流、調整、実践と戦力になるまで時間もかかり、もし良い選手だったとしても143試合中何試合出場できるかわからないというのは、ディスアドバンテージだ。少なくとも開幕まで2週間の時点で来日できていない選手がおり、自宅待機期間の義務もあったことから致命傷もありうる気がしていた。
有利に働きそうだったのはセリーグだと8人中6人合流できていた阪神、逆に1人も来日できていない横浜はスタート前から大きなハンデを背負った状態だった。 パリーグだと影響が最小限だと思われたのが、新外国人のエチェバリア以外4選手が来日できていたロッテ。逆に1人しか来日できていなかった日ハム西部は厳しい状況で、特に日ハムは王柏融のみと0に等しいと言えたのではないだろうか。

「外国人枠5人の運用変更」
通常4人の枠が5人までに変更された。これは言うまでもなく資金に余裕のある球団が有利になる仕組みだ。一線級の外国人の人数をそろえられる球団と、資金が限られている球団では、戦略も変わってくる。お金のない球団はこれまで通り的中率で勝負する必要があるが、コロナ禍で海外でのスカウトも難しい状況だったことも予想されるため、より一層苦しい戦いとなると予想した。有利に働くのはセリーグは巨人、阪神、パリーグはソフトバンク。

オリンピック期間中のリーグ中断は、選出選手が多い球団は、主力の休みが減り不利を受ける可能性がある。ただそこは各球団配慮して選出されるだろうし、必ずしもマイナスに働くことばかりではないと思われるため、影響は考慮しないこととした。

次のページでは自分が事前に予想したペナント順位について、その理由を記載していく。

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Posted by libertas