貯金しかしていないあなた!投資の勉強してみませんか??(1)
口座にお金を寝かせていて、ほったらかしているのはもったいないです。ほったらかしても、もしかしたらプラスになる可能性がある方法をお伝えします。
なぜ、日本人は貯金をしたがるのか。いろいろな考えがあるかもしれないが、多くの人は何かあった時のためなどの予備資金としてお金を寝かせているのではないだろうか。しかし、その予備資金はどれくらい必要なのか。給料1か月分、2か月分、それとも3か月。おそらく、人それぞれ不安要素によってどれくらい予備資金を用意するのか違ってくるのでしょう。特にどれくらい予備資金が必要か計画していないで貯金している人もいるでしょう。予備資金以上にお金を貯金している人も多いのではないでしょうか。後ほど語らせてもらいますが、お金を使うために貯金するという考え方(日常脳)も必要ですが、これからはお金を増やすための考え方(投資脳)も必要だと考えます。投資という言葉は多かれ少なかれ聞いたことがあると思います。日本ではあまり良いイメージがない印象です。投資したら損をする、もうかっている人が投資するといった感じで、庶民は手を出すと痛い目に合うイメージではないでしょうか。これから、投資の考え方について語っていこうと思います。
みなさんはお金を増やしたいと考えたとき、その理由は何でしょうか。おそらく、何か買いたいものがあるなどお金を消費したいのが理由だと思います。しかし、投資の世界では、消費というよりお金をもっと増やしたいと考えます。つまり、考え方が違うのです。なので、投資をしたいと考えているあなた。ぜひ、まずは必要な費用と投資用の費用を分けることをお勧めします。そして、普段生活している考え方と投資をするために必要な考え方は、区別して考える必要があります。では、マネーリテラリーとして、毎月お金を残すにはどうしたらよいでしょうか。収入を増やせばよいとかあると思いますが、基本的な公式は以下だと思います。
毎月の残るお金 = 収入 ー 支出
収入を増やすか、支出を抑えることでお金を残すことができます。
毎月いくら投資用の費用を捻出できるか考えておくとよいでしょう。
投資とはざっくりと説明すると、現金を含めて5つの資産があり、その資産どうしを交換することです。5つの資産は以下の5つになります。
・現金、債券資産
・株式資産
・不動産
・コモデティ資産(金、原油など)
・ビジネス
たとえば、現金で株式資産を交換する、交換した株式資産が今後価値がなくなってくると判断したら、コモデティに交換するなどといったように交換します。
5つの資産についての説明をしていきたいと思います。
【現金、債券資産】
現金は説明する必要がありませんね。債権については、いくつか種類がありますが国債が該当します。資金を調達するときに発行されるものになります。5つの資産の中で一番元本割れが起こりにくい資産になります。
【 株式資産 】
株式資産も馴染みがあると思いますが、会社の株になります。会社の業績が良かったり世界情勢が好調の場合は、株価が上がり資産価値が上がります。また、会社の業績に応じて投資家に分配するお金(分配金)も存在します。業績が悪化したり、世界情勢が悪化した場合は、株価が下がり資産価値が下がります。5つの資産の中で一番ハイリスク、ハイリターンです。
【 不動産 】
不動産については、土地の価値や家賃収入などで収益を得る仕組みです。株式資産よりリスク度は高くありませんが、世界情勢などの影響を受ける資産になります。
【 コモデティ資産(金、原油など) 】
こちらは、金や原油に投資する資産になります。株式資産と同等のリスクがあるため、世界情勢などの影響を受けやすい資産になります。
【 ビジネス 】
自分でビジネスを経営しているといった場合は、この資産に該当します。
普段日常の考え方で投資のことを考えると、いくら損をしたとか、いくら得をしたか、といったように金額で考えてしまいがちです。しかし、投資をするうえで考えることは利回りで考える必要があります。資産を交換したことで、どれくらい利回りが上がったのか下がったのか、資産価値がどらくらい上がったのか、下がったのかを考えましょう。
いかがでしたでしょうか。投資するうえでの前提となる知識や考え方については語らせていただきました。次回では、投資で初心者でもおすすめな手法の積立について語っていきたいと思います。